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昨日、フジテレビの「サキヨミ」で、 さきの”就職氷河期”世代(いわゆるロスジェネ世代)のルポをやっていました。 ワシとほぼ同期なので、思わず見てしまいました。 【いまだに氷河期真っ只中】まず最初に登場したのが、松本市で 日雇い派遣で暮らしている35歳の青年。 松本市内の工場を転々と派遣されているが、昨今の製造業の不況で状況は厳しく、派遣先もだんだんと条件の悪いところになっていく、とのこと。 ここで驚いたのがまず、この青年の経歴です。 なんと、1998年明治大学卒業。 ワシよりエー大学でとるやないケ!! 卒業後、IT企業に就職するものの、人間関係がうまくいかず半年で退職。 その後、故郷の松本に帰った後は日雇い派遣で日々の糧を得る日々。 ちなみに、今のこの青年の月収は20万円。 レポーターが青年のアパートに案内されますが、さらに驚くのは 青年の実に規則正しい生活ぶりです。 事実は、ワシのダチにも何年か前までフリーターやっとった香具師がいましてな。 まあ、仲間内のことをこう言いたくないのですが実に自堕落でして。(ワシも人のことは言えんが) そんな先入観があったのですが、実に意外でした。 食事も外食や外で買ったり等せず自炊。 おかずは休日に作り置きしたものをパックに冷蔵庫で保存。 一ッ食200円弱の夕食の完成です。 青年曰く 「健康管理ですね・・・自分の身一つなんで。」 そういえば、背景にちらりと青年所有のPCが見えましたが、 ワシのものより高級そうでしたYO!! そんな若者にも不況の波は襲ってくる。 むしろ、そんな若者にこそ真っ先に不況の波が襲ってくると言うべきか。 派遣先のカーエアコン工場の派遣契約打ち切りの通達が来たのです。 (写真はデモを行うフリーター労組 ブログ「低気温のエクスタシー」より) その後に登場したのは、念願かないフリーターから 正社員になった若者。 晴れて全国展開するコンビニの正社員になり、 9ヶ月で店長になったのですが、 待っていたのは過酷な勤務の日々でした。 若者が見せてくれたのは勤務表。 なんと、4日連続で24時間労働を行っていたのです!! いや、これ、労基法的にやばくネ? しかも、店長=管理職ということで残業は付かず、 シフトに穴が開けば自ら出勤して穴埋めすると言う日々。 これで心身に支障をきたさないほうがどうかしています。 若者もついに体調を崩します。 医師に「うつ病」と診断され、 現在自宅療養中のこと。 なぜそこまで働くのか?若者は言いました。 「二度とフリーターに戻りたくないんで・・・」 【ヘタレ国士は何ができるか?】なんかもう、情けなくなってきました。 いやむしろ、罪悪感さえ感じてきました。 まじめに、精一杯日々を生きている人がフリーターの苦境にあえぎ、 ワシのようなボンクラが正社員のセーフティネットに守られて、 あまつさえWebの隅っこでへらへらしている。 何とかしなければならない。 同期への同情、というのもありますが、 これは実に重大な人材の損失です。 まじめで有能な若者が、野に埋もれてしまっているのです。 これを国益を損なっているといわずして何と言おう!? さらに、安全保障の面でも、 雇用問題を放置するのはきわめて危険です。 未来に絶望したフリーターの鬱屈のはけ口が、 社会に向けられる恐れがるからです。 忌々しいことに、フリーター問題で著名な論客で、正社員とフリーターの対立を煽るがごとき論調を繰り返している輩を、ワシは少なくとも二人は知っている。 あえて名前は挙げないが、 湯浅誠氏と雨宮処凛女史でないことは、はっきり明記しておきましょう。 正社員にとっては無論のこと、ネット右翼の皆様におかれましても 貧困問題、とりわけ雇用問題はきわめて重要です。 対馬も田母神も重要かもしれんが、 社会問題にも目ぇ向けとかんと、足元すくわれるで・・・ 「偉っそうなこと抜かしやがって・・・コラッ!愚礼!! オドレは・・・そないなこと言うんやったら、とっとと会社辞めてオカワイソウなフリーターを就職させたやったらどうなんやwww」 という向きもあるやも知れません。 ま、まあ・・・その方が会社にとっては利益になるかも知れんなぁ・・・ って、殺生なこと言わんでつかあさい、まじめに働きますさかい。 冗談はさておき、実際問題として、ワシがフリーターにワークシェアしても、一人のフリーターを救えるのみで、社会のトータルで見ればプラスマイナスゼロです。 なれば、ひとりでも多くのフリーターを正社員に格上げできるよう力を注ぐ。 これに尽きます。 人事コンサルタントの城繁幸という方は 雇用問題に関し「雇用ビッグバン」という方策を唱えていますが、 「人材の流動化を図る」と聞こえはいいですが、 その肝は 会社が正社員のクビを切ることを合法化する という代物です。 こんなものが間違って政策になろうものなら、日本中ワーキングプアだらけになってしまいます。 詳しくは今回の記事と外れるので割愛させていただきますが、 よぉ監視しとかんとアカンで、この野郎は。 ちなみに「正社員とフリーターの内戦を煽る二人の論客」のうちの一人は、 この城某です。 妙な輩が問題を大きくしないうちに、 ワシらもフリーター問題に少しでも関心を抱くべきでしょう。 最後に、フリーター問題にどう接するべきか 雨宮女史の言葉で、締めくくりましょう。 自己責任だという言葉が人を傷つけることもあれば、「そうでない」という言葉が人を傷つけることもある。 言葉に静かに耳を傾けることが大切だと思います。 (写真は「雨宮処凛が行く!」より) と言ったところで、 お開きとさせていただきたいと思います。 最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。 皆様の一押しが、新しき時代の礎となります。 何卒、お力を!! 人気ブログランキングへ 最後に、先の「サキヨミ」ですが、 思わず泣けてきたフリーターの話を。 山口出身の大学生で、卒業したものの就職できず、 かといって地元にも就職先はないため東京で日雇いをしながら就職活動をするフリーターです。 地元には両親がいるものの生活は苦しく、そのフリーターが地元に仕送りをしているのです。 両親に心配をかけまいと、そのフリーターは地元に電話をかけます。 ”もしもし?俺じゃけど、母ちゃん? そっちは大丈夫かね? 俺は日雇いしながら就職先探しとるけん・・・ まあまあ、手ごたえあるかなって感じ、 だから大丈夫じゃけん・・・” |
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派遣の暴徒
派遣会社の方がデモを起こしているというのを目にしますけど、 何か引っかかります。 ...続きを見る |
暇人短剣符 2009/01/09 22:49 |
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